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レッスン日記

murmuring vowels

Montreal クラス(レベル6 小3-5)のフォニックスは、最後のルール、murmuring vowels (r のついた母音)をやっています。キーワードは、park, corn, bird, …など。ar, or は、発音の仕方がわかりやすいけど、ir (nurse の ur なども同じ音) はちょっと難しいかな。ちゃんと区別して練習しましょう。ar も ir (ur)も同じカタカナの「アー」にならないようにね。

bird は幼児、低学年クラスでも、ワークや絵本で出てきたら、練習します。カタカナの「バード」とは違うんだよ、ってことに、まずは気づくこと。この「気づき」、大切です。ちっちゃい子でも、R 音の出し方を先生の真似をして練習します。

中学生の場合は、発音練習だけでなく、発音記号を見せて、違いを記憶するようにしています。

発音は、耳から聞いただけで、同じ音が出せるようになる子もいれば、具体的にどうやってその音を作るのか、意識してやらないと難しい場合もあります。でも、ネイティブだって、子どもの頃に、自分の苦手な発音を練習するそうですから、日本語の中で暮らしている子どもたちができなくて当たり前。Practice makes perfect. よく聞いて、何度もやってみること。


R の音と言えば、大学時代、教育実習で、母校の城北高校で授業したときのこと。生徒たちに書いてもらった感想の中に、「R の音がきれいだった。」というのがありました。生徒の名前は残念ながら忘れてしまいましたが、このコメントは印象に残っています。

先生になりたかったわけではなく、親からのすすめで取っていた教職課程ですが、教育実習はおもしろかった。ちらっと、高校の先生もいいかな~、なんて思いました。高3のときの担任で、英語のF先生からも、「とりあえず、採用試験受けとけ。」と言われましたが、結局、採用試験は受けず、全く違う仕事につきました。

でも、実習での貴重な体験と、発音を生徒からほめられたことは、ずーっと後に、やっぱり英語で仕事をしたい、と思ったとき、過去のポジティブな記憶として、気持ちを後押ししてくれたように思います。あのときの高校生たち、ありがとう。あ、いつまでもお元気なF先生も。(先生、日本のサッカー、盛んになってよかったですね。)
by lessonreport | 2010-10-12 19:57 | 英語、いろいろなこと

徳島の英語教室リトルカナダです。wwwb.pikara.ne.jp/littlecanada

by lessonreport